【青の祓魔師】右目の焔

４１話 ページ44

リラside

今日は学校を休み、塾の護衛も休ませて貰った

疲れがたまっているのだ…

朝からずっとベッドに寝転がっている

鷲｢若様、大丈夫ですか？｣

ﾘﾗ｢うん｣

鷹｢アマイモン様来てから仕事増えましたねー｣

鷹はボクの机に乗っている書類の上に乗った

ﾘﾗ｢アイツ、物壊してばっかりだよー…｣

前からそうだけど

ガチャ

ｱﾏ｢リラーいますかー？｣

話の主人公アマイモンが入ってきた

ﾘﾗ｢ノックしろよ｣

ボクはベッドに乗っているクッションをアマイモンに向かって投げた

アマイモンは投げたクッションを受け止めてその辺に落とした

ｱﾏ｢すみません｣

ﾘﾗ｢で、何か用？｣

ボクはベッドから体を起こし、アマイモンと向き合った

ｱﾏ｢遊んでください
暇です｣

ﾘﾗ｢サマエル兄さんと遊んで貰えばいいだろ？
ゲームとかして
何でボクが…｣

ダルそうな頭を掻きながら言った

ｱﾏ｢そうゆう遊びでは無く…
昔の様に遊びたいです｣

昔の様にって………

ｱﾏ｢オクムラリンとやっていたらリラと殺りたくなりました｣

ﾘﾗ｢お前……ここでやったらサマエル兄さんに殺されるぞ？
奥村燐は許可があったからだろ？｣

昔、アマイモンとは虚無界で遊んでいた

もちろん、普通ではない

殴る、蹴る、投げる

人間がやる喧嘩のようなものだ

それにボクらは悪魔だ

腕力は人間より遥かに強い

血が出るし、骨も当たり前の様に折れる

でも、悪魔だから回復はする

死にはしない

しかし、今のボクはサマエル兄さんから貰ったチョーカーで人間の体になっている
(怪我の治りは人一倍早いが)

その状態で遊ぶと恐らくボクは死ぬ

ﾘﾗ｢何を言われてもやらないよー｣

ｱﾏ｢そうですか
残念です｣

そう言って部屋を出ていくと…思ったが何故か床に座る

ﾘﾗ｢何故、残る｣

ｱﾏ｢リラといたいので｣

…………こいつもシスコンか？

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