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(岩本side)
３人を乗せて、勝手知ったる病院の駐車場へ。車を停めて通用口へ向かうと、椙山さんがどこかと電話をしていて。俺らに気づくと電話を切って手を振ってくれた。
岩「すみません、遅くなって…」
椙「いや、大丈夫だよー。さっくん、大丈夫？」
佐「……はぃ……」
椙「ん、じゃあ行こっかー」
薄暗くなってきた病院の中を、早足で歩く。本当は走りたいんだけど、場所がわからないから椙山さんの後をついて歩くしかできない。
向「…状態、は」
椙「んー？100%相手の過失になったよー。からだが道路に出たときもう歩道の信号は青だったのが、周囲のカメラや事故を起こした車のドラレコにも写っててねー」
渡「そういうことを聞いてんじゃねぇよ、楠の身体のことだよ！」
椙「んー…いいとは言えないねー」
渡「…は？」
椙「後遺症が残ると…マネージャーを続けるのは無理かなぁ…」
岩「…え？」
後遺症？
マネージャーを続けるのが無理？
え、
嫌だ
岩「…やだ」
椙「こればっかはね…」
向「…Aちゃん…」
.
そのとき
隣を歩いていた佐久間の身体が震え出して
.
佐「……っは………はぁっ……Aちゃ……はぁっ、はっ、はぁ、はぁ、」
岩「さくま？さくま？おちつけ、さくま」
椙「過呼吸ですねー。とりあえず落ち着かせてあげて」
渡「え、袋」
椙「それは最終手段です。ひぃくん、さっくんを落ち着かせてあげてください、俺らは先に行くんでー」
岩「あ、はい、」
ぱたぱたと歩いていく３人を見送って、佐久間を抱えて近くの椅子に座る。
ぎゅっと強めに抱き締めて、ゆっくり、話しかける。
岩「さく、さくま、大丈夫だから、な、ゆっくり息するぞ」
佐「や、やだ、くるし、いき、すえな、はぁ、はっ…」
岩「大丈夫、はい、吸ってー…吐いてー………」
佐「はぁっ…すぅ…はっ……すぅ……はぁ…」
背中を撫でながら、ゆっくり。
次第に落ち着いてきた佐久間をみて、俺も安心する…
はぁ…こいつもだいぶメンタルやられてるな…
佐「……Aちゃん、」
岩「ん？」
佐「Aちゃん、俺をひっぱって、道路にでて、戻ろうとしたんだけど、間に合わなかったんだ」
岩「…うん」
佐「痛かった…痛かったよねぇ…ごめんね…」
ポロポロ涙を流すさくまをみて、
なんかもう、なんでこうなったんだ、って気持ちしかなかった。
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さおりん(プロフ) - あります！あると信じよう！くすちゃんですから！なべくすですから！ (8月8日 14時) (
レス) @page50 id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - めちゃめちゃ需要ありますー！！なべくすが一番の推しでございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 862b9f2ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - まめさん、おはようございます。 続編、需要ありです！是非とも続編読みたいです！楽しみにお待ちしております。ですが、まずは体調第一で、ゆっくり休んでくださいね。お大事に。 (8月8日 9時) (レス) id: 602a0a51da (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 需要ありまくりです！！体調大丈夫ですか？無理だけはなさらずに！ (8月7日 22時) (レス) id: 7007161c36 (このIDを非表示/違反報告)
Miko(プロフ) - まめさん、こんばんは。ぜひぜひ続編読みたいです！楽しみにしてます。健康第一ですので、体調良い時に続編お待ちしております。 (8月7日 22時) (レス) @page50 id: dcc7a69d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年5月30日 13時
