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(樺side)
椙山からの連絡を受けて15分ほどしたとき、処置室の中から医師が出てきた。
医「楠Aさんの付き添いの方はいらっしゃいますか」
樺「あ、はい」
医「あ、どうも、ええと説明をしてもよろいしでしょうか」
樺「はい、お願いします。あ、彼女のご家族にもお伝えしたいので録音をしてもよろしいでしょうか」
医「かまいません。まず、左側からの衝撃により、左側上腕の骨折、及び肋骨が４本折れています。それにともない、肺挫傷による血胸、またフレイルチェストが生じています」
樺「勉強不足で申し訳ないのですが、フレイルチェストというのは…」
医「わかりやすくお話ししますと、通常肋骨は肺の形を保っているのですが、肋骨が折れたことにより肺が形を保てず、空気の出入りにより変な形に伸縮してしまうのです。それによって呼吸がしづらくなったり、痛みを伴ったりします」
樺「……それは、治るんですか」
医「もちろんです。適切に治療を行えば、後遺症もでません。ただ…」
樺「ただ？」
.
医「フレイルチェストは、重傷です。死に至ることもある怪我です。それだけは、頭に置いておいてください」
樺「…そんな…」
医「とはいえ、今回はそこまでではないので。とりあえず挿管をして呼吸を助けながら、様子を見ます。血胸はドレナージで血を取りまして、そちらは落ち着いていますから」
樺「…はい」
医「では、この後の流れが決まりましたらまたご連絡させていただきますので、こちらでもう少しお待ちください」
樺「…はい、ありがとうございます、お願いします」
.
…死に至ることもある、怪我
.
嫌だ
.
嫌だよ
.
くそっ…
.
椙「あ、いましたよー」
ラ「樺さん！！」
阿「樺さん、楠さんは」
樺「…あっ…」
走ってきたメンバーの顔を見た途端、気が抜けて
涙が、でた。
.
.
.
.
深「…落ち着いた？」
樺「うん…すまない」
深「いや、しょうがないっしょ、こんな…」
ふっかから貰ったコーヒーを、ひとくち。しみる。
さっきの録音は、うちの頭脳である阿部とラウールに聞いて貰っている。２人は聴きながら、時々スマホをいじって、なにやら調べている。
阿「…こういうのは、楠さんの方が詳しいんですよね…はは…」
乾いた笑いが響く。
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さおりん(プロフ) - あります！あると信じよう！くすちゃんですから！なべくすですから！ (8月8日 14時) (
レス) @page50 id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - めちゃめちゃ需要ありますー！！なべくすが一番の推しでございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 862b9f2ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - まめさん、おはようございます。 続編、需要ありです！是非とも続編読みたいです！楽しみにお待ちしております。ですが、まずは体調第一で、ゆっくり休んでくださいね。お大事に。 (8月8日 9時) (レス) id: 602a0a51da (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 需要ありまくりです！！体調大丈夫ですか？無理だけはなさらずに！ (8月7日 22時) (レス) id: 7007161c36 (このIDを非表示/違反報告)
Miko(プロフ) - まめさん、こんばんは。ぜひぜひ続編読みたいです！楽しみにしてます。健康第一ですので、体調良い時に続編お待ちしております。 (8月7日 22時) (レス) @page50 id: dcc7a69d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年5月30日 13時
