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(目黒side)
Aさんが目を覚ましたのは、事故の翌日の、夜。20時に差し掛かろうとしたところだった。
その時病院には誰もいなかったらしくて、病院から連絡を受けた和翔くんから岩本くんへ連絡がいき、それがグループLINEに回ってきた。
俺はドラマの撮影中で。巻きに巻いて終わらせて、それでも到着したのは一番遅かった。
ICUに集まるメンバーたち。中には全員は入れないから、みんな窓の前。
樺さんが代表して中へ入り、Aさんに声をかける。
ベッドの上に横たわったまま、ゆっくりこちらを向いて、怪我をしていない右手を、ゆっくりひらひらと２回振ってくれた姿に、ものすごく安心して。
足の力が抜けそうになるのを保つのに必死だった。
佐「……っぅ〜…ぅあああ…Aちゃ……Aちゃんっっ……よか…よかった……ごめん…ごめんねぇ…あぁ……」
横では佐久間くんが泣き崩れて。岩本くんが支えていた。
そうだよね、佐久間くんが一番、クるよね。
目「ほら、佐久間くん、Aさんが手を振ってるよ、見てあげなきゃ」
佐「っ！…っう……」
ぐっ、と涙をぬぐって、Aさんに手を振り返す姿に、思わず泣きそうになったけど、我慢。俺は泣くべき人間じゃない。
ラ「ぁああ………Aさん……」
向「ラウ、なくなやぁ…ぅえ…」
でかいコドモと、年上のコドモを包み込んで。
辛いだろうに、手を振り続けてくれるAさんを見つめた。
.
樺さんがたぶん、また来るね、みたいなことを伝えて、こっちに戻ってきた。
ICUをでてきたその表情は、今日の昼間に見たものとは全然違っていて、安心したものだった。
樺「とりあえず、病状は落ち着いているそうだ。このまま何も起こらなければ、明後日、一般病棟に移るとのことだ。一般病棟に移れば、お見舞いもしやすくなるから」
岩「よかった…よかったな、さくま」
佐「…うぅ…っ……」
阿「またお見舞い来ようね」
目「来ます、絶対」
深「Aちゃんに叱られないように、仕事もしないとなぁ〜」
ラ「うん…っ…うん…あしたから、また頑張るっ…」
向「Aちゃんが戻ってきたとき、仕事量めっちゃ増えとったらびっくりするやんな…っ」
宮「頑張ろう」
渡「…ん」
.
なんて
楽観的に考えていた。
.
.
Aさんの闘いは、これからだったのに
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さおりん(プロフ) - あります！あると信じよう！くすちゃんですから！なべくすですから！ (8月8日 14時) (
レス) @page50 id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - めちゃめちゃ需要ありますー！！なべくすが一番の推しでございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 862b9f2ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - まめさん、おはようございます。 続編、需要ありです！是非とも続編読みたいです！楽しみにお待ちしております。ですが、まずは体調第一で、ゆっくり休んでくださいね。お大事に。 (8月8日 9時) (レス) id: 602a0a51da (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 需要ありまくりです！！体調大丈夫ですか？無理だけはなさらずに！ (8月7日 22時) (レス) id: 7007161c36 (このIDを非表示/違反報告)
Miko(プロフ) - まめさん、こんばんは。ぜひぜひ続編読みたいです！楽しみにしてます。健康第一ですので、体調良い時に続編お待ちしております。 (8月7日 22時) (レス) @page50 id: dcc7a69d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年5月30日 13時
