幾つになっても。。。

再会 ページ21

荷物をほどき 片付けをしていると、 誰かが部屋をノックした。

A「はい。」

ドアを開くと やまとが立っていた。
１ヶ月ぶりに目の前に現れた イケメンに 一瞬言葉を失う。

やまと「いらっしゃい 笑 なに？俺がイケメン過ぎて見惚れてた？」

A「うん」と素直に頷くと

やまと「突っ込めや！ 」と笑いながら 封筒を渡してくる。

A「？ なに？」

中身を確認すると 1万円札が何枚か入っていた。

やまと「引っ越し代」

A「え、受け取れないよ。 家具まで揃えてもらって 逆に うちが払わなきゃ」封筒を返そうとする私に、

やまと「これは 会社が払うものなの！ 」

A「でも…… ここに住まわせてるもらうのに……じゃあ せめて部屋代だけ受け取ってよ」
食い下がる私を

やまと「わかった、わかった、毎月 給料から 引いとくから 笑」と 宥めるように言い 封筒を ベットに置き
「みんなリビング居るから 後で来てねー」と部屋を出ていく


慌てて、優太くんから借りてた服を 持って後を追ってリビングへ向かうと

換気扇の下で 煙草を吸いながら ひゅうがと悠馬が
「うぃーす」と声を掛けてくれる。

yogiboに寄りかかりスマホを弄ってる手を止め「久しぶり〜」と笑い掛けてくれる優太くんに

「これ、返すの遅くなっちゃって ごめんね」と 服を渡す。

優太「うぇー？！わざわざ クリーニング出したの？」と ビニールに包まれた服を見て目を丸くする。

A「洗濯失敗したら殺されるかと思って……優太くん 服大事にしてるから」と真面目な顔で応えると

優太「いや俺、どんなイメージなんだよ 笑 」と 笑いながら突っ込んでくれる。

A「あっちゃんは？」

あっちゃんの姿が見当たらなく キョロキョロしていると、

やまと「あっちじゃね？」と 編集部屋を指差す。

A「邪魔しちゃ悪いから 後で挨拶するね」

やまと「大丈夫だから行ってやって。 あっちゃん1番 楽しみにしてたから」と R1とレッドブルを私に渡す。

やまと「はい、入社 一発目のお仕事 」とキザにウインクをする。

「うわ、キモお前」 即座に突っ込むひゅうが。

私が やまとに 突っ込める日はまだまだ 先になりそう。

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