One fleek___x3

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「「代表！ありがとうございます！愛してます！」」





僕たちのその言葉と合わせて、
さっきデコレーションしたケーキを代表に
手渡したのはジニョギヒョンとスンヨニヒョン





「みんなありがとう、、

最後には必ず見る人を
圧倒させるパフォーマンスをして、

みんながデビュー出来ることを祈ってるよ」




少し言葉に詰まりながらも
僕たちにそう伝えてくれた代表の顔を見て

サプライズは大成功だと嬉しくなって
隣にいるウソギヒョンと目を見合わせて笑った




それから代表も交えて一緒に思い出話をしたり
みんなでケーキを取り合いながら食べたりして、

最後までパーティーを楽しんだ僕たち






「A、これ食べる？」

『いいんですか？』

「Aの為に確保してきたやつだから」

『ヒョン〜！ありがとうございます！』


「ははっ、2人は本当に仲が良いね」





パーティーも終わりに近付いた頃


ケーキの量が少なくて、
みんなちょっとずつしか食べられなかった分

置いてあるお菓子の争奪戦が凄くて
まあ今は食べなくてもいいかと外から眺めていると

僕の目の前にどうやってってくらい大量の
お菓子を持ってきてくれたのはウソギヒョンで


そんな僕たちを見た代表は優しい顔をして
仲が良いのは素敵なことだと声を掛けてくれた






「順位発表式とか評価の時に
君たちの話題に触れるとね、2人のファンの人から
僕のところにお礼のメッセージが来るんだよ」


「えっ、そうなんですか？」

『なんか恥ずかしいですね、』


「2人はたくさん愛されてるね」




これからも支え合って頑張ってね

最後にそう言ってくれた代表を見て、

僕とウソギヒョンはパッと視線を
合わせるとお互いに自然と笑みが溢れて

そんな僕たちを見た代表は笑顔で
また他の練習生のところに声を掛けに行った





「ふふ、嬉しいね、」

『はい、最後まで頑張らないとですね！』

「うん、あとちょっと、頑張ろう」





2人で少し離れたところにいる代表の姿を
見つめながらこんな話をしていたこと、

この時の言葉が力になりました、って

デビュー出来たら、必ず代表にそう伝えに行こう


僕たちはこの時そんな約束を交わして、
いつか来るその日を頭の中に思い描いていた








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