One fleek___x3

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「A、

いつもヒョンの側にいてくれてありがとう。


慕ってくれる弟が出来て、
ヒョンを頼ってくれることが嬉しかったよ。


いろんな話をして、
たくさんAのことを知っていく内に

僕は何があってもこの子の側にいようって、

そう自分の中で決めたんだ。


ヒョンは笑ってるAの顔を見ると
幸せを分けて貰えてるようだったし、

ここで過ごした時間を思い出すと
どの瞬間もAの顔が浮かんでくるよ。


出会ってくれてありがとう。

必ず、一緒にデビューしよう」





映像が流れてる間、
ヒョンは恥ずかしそうにしながらも

さっきまでと同じように
ずっと僕の頭を撫でてくれていた



目の前の画面に写るヒョンは
いつも通り優しく笑ってくれていて、

それでいて凛としていてすごく格好良かった



映像を見終わった頃には
どちらからともなくハグをして、

ヒョンはそのまま僕の耳元でもう一度

「必ず一緒にデビューしようね」

そんな言葉を掛けてくれた



周りのみんなも微笑むように
優しく笑いながら僕たちを見ていて、

でもそんな時にウソギヒョンの背中越しに
目に入ってきたのは何故か僕たちよりも
ボロボロと泣いているヨハニヒョンの姿



『ヒョン、』



そう言って抱きしめてくれている
ウソギヒョンの背中をポンポンと叩けば

ヒョンは体を離して、ん？と首を傾げる




『ヨハニヒョンが号泣してます』




僕の言葉を聞けば他のみんなも
一斉にヨハニヒョンの方に振り返って





「ヨハナ〜！何で僕たちより泣いてんの！」

『ヨハニヒョン、大丈夫ですか？』


「うぅ、ごめん、、感動した、、」




ボロボロと涙を流すヨハニヒョンが
なんだかすごく可愛く見えて、

ウソギヒョンと2人で目を見合わせて
心配しつつも笑いながら声を掛けると

他のみんなやスタッフさんは全員大爆笑で


さっきまでのしんみりした空気は
一瞬でいつもの明るい雰囲気へと変わっていた









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