One fleek___x3

１０５ ページ15

.






「ジュノもAも仲良くなりたいって
お互いに思ってるのに2人とも人見知りだから」

「たしかに！ウンサンはキューピッドだ！」



そう言って目の前で笑っているウンサンと
なんだかすごく楽しそうなウソギヒョンは、

僕たちが出来るだけ自然に話せるようにと
色々と話題を振ってくれていて




「あ、ジュノさ、さっき言ってたあれ！

教えてあげてよ！Aのイメージ！」




そう言ってちょっとニヤニヤしながら
僕とウソギヒョンのことを見るウンサンに

ジュノくんは言っていいの？と聞きながらも





「えっと、歌が上手くて、小動物みたいで、

あと、ウンサンの友達で、
ヨハニヒョンがデレデレで、
ウソギヒョンが世界で一番溺愛してる人？」




至って真面目な顔でそんなことを言った
ジュノくんに僕の隣にいるウソギヒョンは
一瞬の間の後にゲラゲラと笑い始めて




「えー！なにそれ！大正解だけど！！」

『いや、嬉しいけど、ええ、、』





どういうリアクションが正解なのか
分からずに戸惑っている僕を見て、

ウソギヒョンもウンサンも
ジュノくんもみんな笑っていて、





「いやさ、ヒョン、本当に毎日毎日
Aの話ばっかりしてたから！

そりゃ、ジュノはこうなっちゃいますよね」


『ええ、ヒョンそんなに
毎日なに話してたんですか、、』


「え！ヒョンはAに
会いたいって言ってただけなんだけど！」





楽しそうに話すウンサンに、

ちょっと焦っている僕と、
大げさに拗ねたフリをするヒョン、

そしてそれをニコニコ見つめているジュノくん


そのまましばらく4人での談笑が続いて、

ウンサンとヒョンのおかげで
僕とジュノくんはだいぶ打ち解けることが出来た







.

１０６→←１０４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す