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ハンギョリヒョンと別れ自分の部屋に戻ると

僕はすぐに自分のベッドに飛び込んだ



スッと目を瞑ると思い出すのは
やっぱりさっきの彼らの言葉で


ヒョンにはああ言ったけど、
ちゃんと自分の目で確認したいな

本当は見なくても知らなくても
良い事なのかもしれないけど、でも、



そして僕は、僕以外誰もいない部屋で
静かにスマホを開いて自分の名前を入力した






そこに書かれていたのは、



僕のことを応援してくれている人たちの
読みきれないほどのたくさんの暖かい声で




『嬉しいな、』




実際に自分の目で見たのは初めてで、
本当にすごくすごく嬉しかった

一つ一つに目を通して
ゆっくりスクロールしていくと、






『あ、』




これだ、

そこには確かに彼らの言っていたような
言葉たちがいくつか並んでいて

僕は意を決してそれらにも一通り目を通した





Aはウソクの真似ばかりしている

Aはウソクの事を利用している

ウソクは仕方なくAと一緒にいる





その言葉たちは、
たくさんの愛に比べたら本当にわずかだったけど


さすがの僕にも、

いつも優しくて常に僕のことを
気にかけてくれているウソギヒョンが
そんな風に思っていないことくらいは分かる



そんな事を思っている時に目に入ってきたのは

その言葉たちに反論してくれる
僕を好きでいてくれてる人たちの声で


何よりもこんな風に
僕を応援してくれる人たちにまで

悲しい思いをさせてしまって、
争わせてしまっていることを申し訳なく思った



でも、少なくとも僕が

ウソギヒョンがいないと何も出来ない

そう思われているのは紛れもなく事実で



それならその人たちにも
認めて貰えるくらいの実力を見せつけないといけない




その為には何をしたら良いんだろう、

僕はただひたすらにその事だけを考えながら
1人きりの部屋で静かに眠りについた






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mier(プロフ) - ruiさん» ありがとうございます〜!引き続き見守って頂けると嬉しいです! (2020年4月13日 22時) (レス) id: de3715926e (このIDを非表示/違反報告)
rui(プロフ) - 最高に面白いです…!更新楽しみにしています(^^) (2020年4月13日 15時) (レス) id: 74d9de45d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mier | 作成日時:2020年4月10日 21時

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