７８ ページ36
.
「A〜！！」
その声は考える間もないくらいに聴き慣れた声で
『ウソギヒョーン？どこですかー？』
よく知った声でも、
どこから呼ばれているのかまでは分からなくて
それでも少し遠くの方から、
あ！Aの声がする！と聞こえてきた
ウンサンと顔を見合わせながら
一旦椅子から立ち上がり振り返ると
丁度角の所を歩いているヒョンが見えた
『あ！ヒョン！ここです！』
分かりやすいように手を振りながら駆け寄ると
ヒョンの手元には
何故かハンディサイズのビデオカメラがあって、
「あ！ビハインドカメラでーす！
いました！皆さん、Aですよ〜！！」
ヒョンはそう言っていつもよりも
更にちょっとだけ高めのテンションで、
A、自己紹介して！と僕にカメラを向けた
『アニョハセヨ〜！イAです！』
「Aでーす！」
『これリレーカメラですか？』
「そう！スタッフさんに渡されたから、
Aと一緒に映ろうと思って探しにきた！」
『んふふ、ヒョンの声響き渡ってましたよ、』
「いや聞いてよ！
イポイポの練習覗きに行こうと思って
練習室行ったらイポイポも休憩中でさ、
入った瞬間今Aいないですよーって
みんなに一斉に言われたのさっき！」
みんなよく分かってるわ！
ヒョンはそう言って笑いながら
インカメラにして僕の横に並んだ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mier(プロフ) - ruiさん» ありがとうございます〜！引き続き見守って頂けると嬉しいです！ (2020年4月13日 22時) (
レス) id: de3715926e (このIDを非表示/違反報告)
rui(プロフ) - 最高に面白いです…！更新楽しみにしています(^^) (2020年4月13日 15時) (レス) id: 74d9de45d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mier | 作成日時：2020年4月10日 21時
