６０ ページ17
.
「コンセプト評価のステージに立てるのは
1位から30位までの練習生のみです。
それでは第2回目の順位発表式を始めましょう」
ついにこの日が来てしまった
今日まで一緒に練習してきた仲間たちと
同じステージに立てるかどうかは
今日ここで発表される順位によって決まる
ドンウク代表の言葉を合図に、
2回目の順位発表式が始まった
前回の順位発表式も、先週の順位も、8位
でも先週の順位はポジション評価での
特典を含まない票数で計算されていて、
特典を貰えなかった僕は
恐らく油断していられないと思う
隣に座っているスンヨニヒョンと手を繋いで
自分の名前が呼ばれるのをじっと待っていた
『18位、この辺りで呼ばれたいですね』
「何言ってんの、Aはもっと上でしょ」
20位代では呼ばれず、
10位代の発表が始まっていた
スンヨニヒョンは笑いながら
励ましてくれるけど、そんなヒョンこそ
きっと順位は上がっているんだろうな
本当に実力があるヒョンが
認められるのは僕も素直に嬉しい
そんなヒョンは17位で名前を呼ばれた
『ヒョン！おめでとうございます！』
「ありがとう〜！！」
すぐに抱きついた僕をしっかりと
抱きしめ返してくれたスンヨニヒョンは
Aは絶対に大丈夫だから
向こうで待ってるよ、
静かにそう言って壇上へ上がっていった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mier(プロフ) - ruiさん» ありがとうございます〜！引き続き見守って頂けると嬉しいです！ (2020年4月13日 22時) (
レス) id: de3715926e (このIDを非表示/違反報告)
rui(プロフ) - 最高に面白いです…！更新楽しみにしています(^^) (2020年4月13日 15時) (レス) id: 74d9de45d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mier | 作成日時：2020年4月10日 21時
