見えない星 2 (ページ30)

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LH『お前、何が言いたい』

執事｢ジョンも気づいていませんがあなたはだいぶ前からの常習犯ですね｣

LH『っ！俺はもうあの家に帰るつもりもない。あの家を家とも思いたくはない』

執事｢ふっまぁ良いでしょう、そちらの皆さんもすみませんね、私らの指導がなっていなくて｣

XM『はっどっちだろうな指導がなってないのは笑』

DO『まず人をゴミ扱いする時点でおかしいですよね』

SE『逆にその指導でヒョンがここまで良くなるとはね』

執事｢これは、皆さんも同じ考えの方みたいですね、、そちらのお嬢さんかお坊ちゃんか分かりませんが同じように教えられるのですかね｣

XM『こいつは関係ない』

LH『もういいだろ』

執事｢はい。では、今の時間を楽しまれて下さい。

あ、それと、もうルハン様は家を出られたのなら私達が敬語を使うこともいいでしょう、次からは普通に接させて頂きます。｣

それだけ行ってさっと帰っていった。

DO『買い物はベクたちに任せて今はとりあえず帰ろう。』

XM『うん。
大丈夫か？』

さっきからずっと震えている。

目の前であんなことを言われてまだ17の娘が傷つかないわけが無い

XM『大丈夫だ、アイツにはバレてないし、俺達はあの家とは違うから』

静かに鼻をすする音がする。

酷いことを言われたときギュッと俺の服を掴んでいた手がもっと強くなった。

相当怖かったはず

XM『よく耐えた。』
背中をポンポンとして車に向かった。