見えない星 2 (ページ25)

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LH side

気付いたらミンソクとAの部屋の前に来ていた

コンコン

返事がない。寝てるのかな

そっとドアを開けるとソファに寝ていた。

LH『風邪ひくのに』

毛布をそっと掛けてソファの下に座る。

髪を耳にかけてやると、おでこにうっすらと傷が、、

LH『この傷、』

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｢痛いっ！いやだっ｣

あの日Aが部屋から出て、リビングにいた時
親父がAの髪を掴んで部屋に引っ張って行った

LH『父さ─』

｢お父さん離してっ｣

父『何が父だ!?お前は俺達の前に顔なんか出すな』

｢いやっ痛いっ｣

父『クソっ！さっさと歩け！』

Aの髪を引っ張って立たせた時、Aがよろめいてタンスの角におでこをぶつけた

｢っ！｣

LH『！』

父『おい！汚すな！さっさと部屋に行け！ジョンタンスが汚れた消毒液持ってこい』

ｼﾞｮﾝ『はい』

LH『っ』

Aはそのまま部屋に戻った。

血が出ていたから相当深かったはず、その後アニーに手当を頼んだ。

それから数日後夜中こっそりAの部屋に行った

おでこには痛々しい傷

そっと指でなぞって
LH『ごめんな、守ってやれなくて、痛かったよな』

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あの時の傷がまだ残ってたなんて、

LH『ごめんな、本当ミンソクが見つけてくれて良かった。俺兄の資格ないな、、

A俺のこと憎いよな、ごめん。』

｢ん、｣

LH『、、、』