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2コマ目のホームルーム、
大体あるのは学級委員長とか、そういうのを決める会、今年の先生が高橋先生なら、みんな立候補するだろうなぁと思っていたけど、

「…どうして私が…」
そう、黒板には『坂井A』の文字が…
「しょーがないね、私も手伝うから頑張ろ!」
皐月がフォローしてくれるけど、
先生が挙手制ですって言った瞬間、クラスの女子のほとんどが手を上げた中、1人だけ手を挙げなかった
だって大変なんだもん…絶対私じゃ無理だもん…
「じゃあ、そこに座ってるのは、坂井さん?だよね?坂井さん、お願いします」
いや、手挙げてません
「え???」
「だって、手挙げてないの1人でしたし、目に付いたので…」
ちょっとしょんぼりした顔に、クラスの大半が悶絶してる、
その顔は断らせる気ないやつか…
「…わかりました…」
うわぁぁぁ、引き受けてしまった…
引き受けてしまった以上やるしかないから、皐月のフォローに甘えてしまう
「皐月ぃ、頑張るぅ」
「珍しいね、Aがそういうの引き受けるの」
「だってあの顔はずるい…」
「分かりみしかない…」
と二人でしみじみ話していたら、男子の委員長も決まったらしく、
「じゃあ、あとは2人の進行に任せます、僕はここにいますね」と、横にはけた先生にかわり、教卓の前に立つ
「えっと、なんか決まりました、よろしくお願いします、もう1人は新河裕人くんですね」
新河裕人(しんかわひろと)くんは、サッカー部のエースで、学年一イケメンと名高い
私のタイプじゃないのだけど、爽やかな好青年だ
「じゃあ、お前ら!1年間よろしく!」
と勝手に仕切ってくれてるようで、私は着々と決まったことを紙にまとめていく
それで、2コマ目は終わった
今日はこれだけでおわる…最高…
終わり際に先生にまとめた紙を渡しに来てと言われたから、書き直して先生に渡しに職員室へ向かった
先生のデスクはちょうどドアの目の前で、職員室が苦手な私は少し嬉しかった…
だって職員室って怖いじゃん?なんか仰々しい雰囲気があると思う
「失礼します」
先生は丁度、パソコンとにらめっこ中だった
「高橋先生?まとめたプリント持ってきまし…」
先生がにらめっこしていたパソコンには私達の名簿と、今日自己紹介した時に言った特技とか、趣味がまとめてあった
「あぁ、ありがとう、助かるよー、」と言う先生
「これ、凄いですね、今までまとめてたんですか?」
「そうそう、少しでもちゃんと話せるようにしとかないとね」

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設定タグ:高橋一生 , 学園モノ , 恋愛   
作品ジャンル:タレント
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作者名:M!ENA | 作成日時:2019年3月4日 2時

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