※ ページ36
博side
翔も辛そうにAの今の状況について話している。もちろん、俺だって辛い。でも、Aの移植を信じて、頑張るしかない。
『翔、自宅で対応できる？』
翔『出来ないこともないけど、急な対応が必要になると、危険だから病院のほうがいいと思う。』
『今までの生活をいきなり変えることになると、Aにとって負担が大きいと思うんだよね。少しづつ受け入れてもらえるように、していかなきゃ。いけないと思うんだよね。』
翔『確かにね。それはわかる。でもそんな悠長にいってられる状態でもないんだ。とりあえず今は歩くのは絶対ダメ。泣かすのも絶対ダメ。とにかく穏やかに過ごすこと。おうちで、もし、大きな発作が起こった場合、すぐに心不全から心停止ということもあるから。』
快『わかった。翔くん。それでも、今日のところはいったんうちへ連れて帰りたい。』
翔『わかった。俺も智にいも、協力するから、
なんかあったら、すぐに連絡して』
『ありがとう。翔。』
(和の部屋)
博side
和とベッドを並べて楽しそうにDVDを見てるA
『ありがとう智。A迷惑かけなかった？』
智『いや、ぜーんぜんだよ。なぁA』
A『うん(^ ^)。かじゅくんがゼーゼーにならないように、しーじゅかにあそんでたもぉん』
智『ほんと、Aおりこうだったな。和も落ち着いてるよ。ありがとう』
相変わらず、智はAをら宥めるのがうまい。
智『ヒロくん。まーくん。よっちゃん。俺たちみたいに病院にある、この病室でっていうのもアリだよ。空き部屋あるし。』
昌『ありがとう。とりあえず、兄弟でよく話してみるよ。頼りにしてるから。・・・』
智『うん。お互いがんばろう』
『Aさぁ、和くんも疲れちゃうから、そろそろお家帰ろうか。剛健准もまってるからね』
A『うんっっ。かじゅくん。またくるからね』
またって、闘病しなくてはならない、事実を知らないで、また遊びに来るからといってるAを見て、俺はたまらなくなった。
昌兄も快もAに見えないように泣いていた。
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美紀 - V6大好きです年下組が大好きですこの小説最高です (2017年11月27日 19時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - ﾏｰﾒｲﾄﾞさん» ありがとうございます。まだ、初心者なのに、コメント頂けて光栄です。これからも宜しければ読んでやってください (2017年11月6日 23時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月26日 4時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃
| 作成日時：2017年10月16日 22時
