※ ページ31
続 快彦side
ヒロ兄が、Aにごはんを食べさせてる。
博『あーん。A少しでいいからお口から食べてみよう。』
A『いらないのぉ。Aたべない』
首をフルフルと横に振るA
今回、栄養剤からの脱出がかなり手こずってる。
Aは身長90センチ、体重11キロしかなくて3歳児平均より見劣りしてしまう。普通にご飯が食べられないとそれこそ、体重は10キロかけてしまうこともある。そうすると、歩くこともかなり厳しくなることがあり、相変わらず一進一退の毎日。
わかってるんだけど、姫の嫌がる姿を見るとどうしても甘えさせちゃってヒロ兄に怒られる。
一方のヒロ兄は、飴と鞭の使い分けがうまい。
とにかくAの病気のことになると一歩もひかない。本気で怒るし。でも、普段は本当に甘えさせてる。具合が悪いと姫はヒロ兄じゃなきゃダメ。ほんと、凄いよ。ヒロ兄。
そんなことを思ってる俺の目の前で2人の攻防は続く
博『A少しでいいから食べなきゃね』
A『ひろしがたべればいいもん。』
博『Aのごはんでしょ。食べなきゃつらくなるのはAなんだよ〜』
Aはガン無視を決め込んだ
こりゃヤバイぞ。ヒロ兄キレるぞ
『Aよったんも一緒にあーんするから、Aも食べよ』
A『やっ。よったーん♡たべてぇ♡』
『はぁーい。じゃよったん食べよっかなぁ』
博『何バカなことやってんの。快も甘やかさないの。Aっ。いい加減にしなさい』
剛健准A ビクッ
あーあ。あの3人までビクッて
姫 は当然涙目。
博『わかってるよね。もう5歳なんだから。甘えてもダメ。食べれなければ、翔に頼んで病院でお泊まりして、また点滴だね。仕方ないから電話しなきゃ』
A『あぁーん、ひろしぃ、わかったから。病院やぁーのー。グスッ。やぁー』
そういっても、博は携帯片手に電話する。フリ
A『やぁーのー。やぁーの。』
やばいよヒロ兄。Aが苦しそう
とギャン泣きになる一歩手前で甘えさせるヒロ兄
なんか、このタイミングってヒロ兄しかできない
タイミングだよね。
ちょっと苦しくなってしまった姫を抱き上げ、落ち着かせて、ご飯の続き。
A『あーん。まじゅい。』
博『そーだね。美味しくはないね。でも、美味しいものを食べるために頑張ろー。』
そういって微笑んでる。←天使のようだ
結局今日もヒロ兄の看護計画達成だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - V6大好きです年下組が大好きですこの小説最高です (2017年11月27日 19時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - ﾏｰﾒｲﾄﾞさん» ありがとうございます。まだ、初心者なのに、コメント頂けて光栄です。これからも宜しければ読んでやってください (2017年11月6日 23時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月26日 4時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃
| 作成日時：2017年10月16日 22時
