6人のお兄ちゃん

飴と鞭 ページ30

快彦side

今日は日曜日。昨日は、小学生組と大はしゃぎして、ディズニーで遊びすぎて体中痛い。
もう少し寝てたいけど、ヒロ兄はもう朝から家事してる音が聞こえてくるから、そういう訳にもいかないな。さて起きるか。

『ヒロ兄、おはよぉ〜はやいねー』

博『あっ。おはよぉ〜はやいってもう9時だけどな、双子と准とA起こして。ご飯だから。昌兄なんか、仕事行ったよー』

昌兄、仕事か。こりゃ寝すぎたな
さて、チビ達起こしてくるか。

准と健は、起きて2人でゴソゴソしてる。
ご飯だよ というと、はぁいと2人でリビングへいった。剛は、相変わらず寝てる
『剛ちゃーーーん。起きてー♡』

剛『キモいよー快にぃ・・』
安定のキモい発言。
そういうと、まだゴソゴソ
すかさず抱きつくと、

剛『げっ、快にぃ勘弁して〜起きるから』

最初から素直になればいいのに 笑

次は姫だ

ヒロ兄と一緒に寝てる姫は
昨夜何回か愚図ったらしく、まだ夢の中
昨日買ってもらったプーさんのぬいぐるみと一緒に寝てる。
もはや、どっちがぬいぐるみなのか 笑
可愛くてずっと見てたいけど、
栄養剤と薬の時間だから、起こすか。

『A起きて♡』

A『んー♡』
そういいながら、俺の首に手をまわす姫
ヤベッ、可愛すぎる♡

『A抱っこかな？』

A『あい。よったん、あっこー』

やーーーべ。トロンとした目で、抱っこをせがんでくる。こっちがトロトロになるわ。

姫を抱き上げて、寒くないように靴下履かせて
パーカーを羽織らせて、下に連れてった。

剛、健、准、博『Aおはよ』

A『おあよー。』

博『あら、今日は快に甘えてる？じゃ、具合は大丈夫かな 笑』

オイオイどういう意味だ。ヒロ兄よ。
確かにね、具合が悪いと、ヒロ兄からはなれないけどね、たまには俺の日があってもいいだろぉ

A『よったーん。はなしゃないでね。』
上目遣いでこんなこと言ってる

もう、抱っこします。はいしますとも。
むしろ、ずーっと抱っこしてるから。

博『わかった。Aご飯から逃げる作戦だな。はい、快、離れて〜ご飯だよ〜』

A『やぁーのー。ごあんいらないのぉ。
よったーん、はなしゃないで。たしゅけてー』

『A俺も離したくないよぉ。』

博『バカなこと言わないの。ご飯食べなきゃ、Aが辛くなるんだよ。快も甘やかさない。』

こんな目で訴えられても、ヒロ兄は淡々とごはんを食べさせる準備をしてる。すげーよヒロ兄。

※→←特別編★あとがき

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