My Angel 1 (JS&JH) (ページ28)

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ＳＶＴページ28

ジフンさんに連れてこられた事務所… ＳＶＴ。

表は報道の人がたくさん
それを避けて地下の駐車場からビルに入る。

ＷＺ「君を取材するために来てるんだ、電話も鳴りやまなくて困ってる。」

イラついているような声。

『そうですか…』

私のせいじゃないと思うけど

ジフンさんに連れられて入ったビルの中は

Ｊ２をはじめとするＳＶＴ所属のモデルさんの写真がいっぱい。

人違いでしたーってなるオチでしょ？

帰りたーーい

学校もあったのに！

通されたのは社長室

迎えてくれたのは・・・

「よく来てくれたわね。うれしいわ。」

長く会っていない母だった。

母がここの社長？？？？？

信じられない。

ジフンさんと同じ話をしてくるけれど…

『本当に私がアンジュだったとして、私はモデルする気もないし無理です。
　
もう帰ってもいいですか？』

母「待ちなさい。ペンションはどうなってもいい？」

『モデルをすることと、おじいちゃんたちのペンションは関係ないでしょう？』

「あるわ。あんなに人の来ない場所、どうやってやっていけると思う？

私が援助しているからでしょう？ Aもあの場所が好きなら

協力したほうがいいんじゃない？」

それを言われると…つらい

ペンションは守りたい
たった一つの私の帰る場所でもあるし…。

『わかりました。契約します。』としか言えなくなった…。

やっと安心したような表情になった母は

「さっそく今日から仕事。もうあなたを指名した仕事の依頼が来ているの。

それから、引っ越し。セキュリティのしっかりしたところに移ってもらう。

マネージャーはジフン。何でも聞いて教えてもらうといいわ。じゃあ。」

と言って部屋を出て行った。

今日から仕事・・・？引っ越し？

全身の力が抜けるわ。