My Angel 1 (JS&JH) (ページ3)

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初対面ページ3

駅からペンションまでは車で20分。

都心から2時間弱でこんなにのんびりできる場所は

そうそうないと思う。

後ろの二人、私と同じくらいの年齢かな…

年上かな？

ちらっとバックミラーを覗くと

男の人は寝てて、女の人は外を見てる。

それにしてもきれいな人～

でもあまり見ちゃ失礼だよね？

運転に集中！集中！

『さ、着きましたーどうぞ！』

お客さんに声をかけると

ＪＨ「ありがとう」

え・・・？

声が男！！

帽子から長い金髪が見えてたし

女の私よりもほっそいし・・・

てっきり女性と思ってた。

そんな動揺が態度に現れちゃってたのか

金髪男子が少しムッとした…ように見えた

『あ、コテージにご案内しますね。』

ＪＨ「おーい、着いたぞ～」

ＪＳ「うーーーん。わかった」

二人の荷物を持って歩いていると

後ろから

ＪＳ「大丈夫？自分で持つよ？」

優しい声と手が伸びてきた

『いえ、お客様…』

ＪＳ「いいから、いいから！」

結局断りきれずにお客さんに荷物持たせちゃった

ニコニコ男子とは対照的に

金髪男子は相変わらず無愛想…

何かあったのかな？