Junction 2 (ページ12)

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メガネの理由ページ12

ああ、メガネ・・・どこに行ったのかなあ…

あれがないと…ほんと・・・不便。

お昼休みも教室の外でお弁当をささっと済ませて

イヤフォンで音楽を聴きながら突っ伏して寝てた。

周りで騒がしい気配がするけど、なんだろう？

でも、メガネないから顔あげられない

はぁぁぁ・・・

朝,落し物コーナーにもなかったし…。

今度は私をぺちぺち叩く人…

『やめてぇぇぇぇ～～～』

ユナ？

ユナは私のイヤフォンを抜くと

「ちょっと！A！！キム・ミンギュ先輩来てたよ」って叫ぶ。

耳痛いよ！

そんなに大きな声で言わなくても・・・って

えええ？

『何しに来たの？』

突っ伏したままユナを近くに引き寄せて聞く

「メガネ、持ってきてくれたみたいだよ？」

『えっ！』

思わず顔を上げてしまった

「はい、これ。「寝てるなら・・・いいよ」だって～」

おおお～ありがとうございます。

先輩…。

メガネをかけたら顔をあげても平気。

ふっふっふー

「伊達なのに！」

『言わないでよ！必要なの！！』

「もう気にしすぎなんだよ～」

・・・・・あれは小学校６年生

けっこう好きだなと思ってた男子に「黙れ、ブース！」って

言われてから、手放せなくなってしまった伊達メガネ。

今さら外せないよ…