Junction 2 (ページ11)

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メガネ　～MG～ページ11

俺に『わっ！』と言ったのはAだった…と思う。

で、来た道を走って戻って雑貨屋さんに入った

やっぱり家だったの？

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次の日、学校でウォヌ君に出会ったので昨日のことを話してみた

「そりゃ、不審者と思われても仕方ないわ！」

「だよねー(笑)」

「こそこそしないで、声かければよかったじゃん。ミンギュは得意でしょ？」

「ま、そうなんだけど…」

普段は女の子に声かけられてもうまく返せるし

何ならみんなの喜ぶようなことも言える。

でも、どうしてかAにはできないんだ。

はぁー

片手で頭をかきながら、反対の手をポケットに突っ込んだら

手にあたったもの…

「メガネ！！」

「びっくりするだろ、大きな声出して。メガネがどうした？」

「昨日、１－ＣのメガネのAちゃんとぶつかって・・・。」

「授業で困ってるんじゃない？」

「だよね。持って行こうか。」

というわけで、１－Ｃにやってきた。

女の子たちがざわざわしてるけど、ごめん

目標はただ一人…。

「Aさんってどこにいる？」

教えてもらった方を見たら

一番前の机に突っ伏して寝てる。

別の子が起こそうとするから

「寝てるなら、いいよ… メガネ、ここに置くね」

机の端にメガネを置いてクラスを出た。