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「こんにちは〜ウォヌさぁーん？」
ディノ君の声に
ダボダボのスウェットに身を包んだ
ひょろっとした眼鏡の男性が
奥からぬぼーっと現れた
「おう･･･きた？今日はどんな子連れてきたの？」
「あの…それが…今回は…猫じゃ…」
まだディノ君の話は終わっていないのに
「あ・・・」
ウォヌさんと呼ばれる人は
ディノ君の隣の私を見て
指さしながら目を丸くした
「猫女‥？」
はぁ？どこからどう見ても人間でしょうよ！
目が悪すぎるんじゃないの？
そういえばすごく分厚いレンズのメガネだ
今すぐ眼科に行ってはどうでしょう？
いい所知ってますよ〜
「あぁ〜知ってたんですね！？」
こら、ディノ君も話に乗るんじゃない！！
…
二人の話を総合すると
公園で暮らしていた私は野良猫のようだから
「猫女」として
誰かがショートムービーSNSに上げているのが
なかなかの人気で
今は「猫女」が公園から消えたのが話題だとか…
「猫女…良かったいきてた(笑)」
こら、メガネ！調子に乗るんじゃない！
誰が猫女じゃ！好きでそんな生活来てたんじゃないし！
生きることに必死で
SNS見てる暇はないから知らなかった
カメラを向けられていたことさえも...
出演料を請求したい！
誰に請求すれば？
勝手に載せるのはやめてもろてorz
「で！！ハンソルが「猫女」のAさんを拾ったっていうか･･･」
カワウソ男子が眼鏡男子にこれまでの経緯を説明した
「ふーん...で、俺にどうしろと？」
眼鏡男子は気だるそうに言った
よし、あだ名はダル男！
態度も服もダルダルだもん
「ハンソルがAさんをこのセンターのインターンとして雇うって」
「『インターーン？？？』」
私たちは同じタイミングで叫んだ
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南無妙法蓮華経と唱えると万人が成仏できるから皆さんも唱えて - 素晴らしい作品ですね! (2023年5月1日 0時) (
レス) id: aaea05e353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miel | 作成日時：2021年11月19日 17時
