彼の手 ページ39
『この子のこと知ってたの？』
ジウのママがシュア君に連絡したのかな？
そう思った
「詳しく知ったのは今日だけどね！」
シュア君はニコッと笑って私の頬をなでた
『じゃあ会ったの？ ジウのママと･･･』
「誰？」
『だってこの子は･･･』
「ん〜？」
私のほっぺをの両手で挟んで笑うシュア君
こんな時に 何やって･･･
「眉間にしわ寄せちゃって！かわいい顔が台無しだよA！」
『シュア君が･・・』
顔を挟んでるから！
「何?僕のせいなの？」
おどけるシュア君
人の気も知らないで！
『･･ジウは･･･』
「ジウは？」
だめだ 聞けない
本当のことを聞くのが怖い
「言いなよ 何を言っても大丈夫だから」
『そっ･･･その前に この手を〜』
頬を挟む彼の手に私の手を重ねると
久しぶりに触れるあたたかさに
胸がきゅっとなる
シュア君は私の顔を引き寄せると
おでことおでこをくっつけた
「A･･･一人で悩んでたんだね ごめん 気づかなくて」
そんなこと言われたら
こらえていた気持ちが涙になってこぼれてしまう
「泣きたかったら泣いていいんだよ」
シュア君の指が頬をなでて
そっと涙を拭いてくれたと思うと
ぎゅっと抱きしめられた
私の顔は彼の肩の上
耳元に優しい声が響いた
「僕の話を聞いてくれる？」
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miel(プロフ) - 蜜柑さん» うわぁ〜告白されちゃった！?読んでくださってありがとうございました！ (2019年11月5日 9時) (
レス) id: 764ae2646a (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - もぅ、、、、好きです (2019年11月4日 18時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miel | 作成日時：2018年10月19日 16時
