悪い女〜JS〜 ページ33
「この日を待ってました」
にやりと笑う男は見覚えのある顔だった
旅行から帰ったばかりでのんびりしたかったのに
秘書がどうしても僕に会わせろと言って
しつこい男がいると困っていたから
出てきてみたけど…
「偽装カップルのはずなのに結婚までするとは…」
あきれたように笑うのは
偽装カップル１００日目にAの部屋に押し入ろうとしたあの男だ
「僕らが本物のカップルじゃ具合が悪いことでも？」
「まぁいいですよ あの女の化けの皮をはがしてやりますよ」
「僕ら結婚までしてるのに？」
「偽装結婚かも･･･ あなたたちのことなんて信じちゃいませんよ」
ますます不気味な男がテーブルにぶちまけたのは
Aが幼い子供を抱いている写真
太陽の家だ 何の問題もないじゃないか
何が言いたいんだこの男
「社長さん…この子 誰の子か知ってます？」
「知るわけないでしょう？」
男はまた笑った
「悪い女に騙されましたねぇ」
Aが悪い女って言いたいの？
そんなことあるわけないだろう？
「何が言いたいんだ？はっきり言えばいいでしょう？」
「この子は…」
男が話し始めた瞬間
部屋のドアが勢いよくあいてジョンハンが飛び込んできた
「ちょっと待った！シュアや この男の話はでたらめだ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 389人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miel(プロフ) - 蜜柑さん» うわぁ〜告白されちゃった！?読んでくださってありがとうございました！ (2019年11月5日 9時) (
レス) id: 764ae2646a (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - もぅ、、、、好きです (2019年11月4日 18時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miel | 作成日時：2018年10月19日 16時
