見守る人 ページ15
なんだか人の気配…
目を開けると薄暗い部屋の中
ベッドのそばに座ってるシュアくん
「あ… ごめん 起こしちゃった？」
『ううん』
「どう？具合は」
『もう元気よ』
「ごはんは？」
『大丈夫 もう食べられるようになったよ シュアくんは？』
「うん 食べたよ」
『いつからここに？』
「ん？ ふふっ」
笑って答えないシュアくん
『休んでないんでしょ？』
「僕は大丈夫だってば！ 久しぶりに寝顔を見に来ただけ〜」
『ごめんなさい』
事故の後 シュアくんが看病してくれた様子を
周りの人に聞いていたから
もう心配させちゃいけないって思ってたのに
「見守るのは得意なんだ〜」
そんな風に茶化して 私が気にしないようにしてくれるのね
『本当に…』
ごめんなさいって謝ろうとした私の唇を
シュアくんの人差し指が止めた
「何も言わなくていいよ でも…」
『でも？』
でも…なんだろう？
「元気になったなら 出かけない？」
え？
「さぁ 支度して！」
『うん…』
まだ外は暗いのに いったいどこへ行こうというの？
数十分後
助手席に私をのせて車は走り出した
だんだん周りが明るくなってくる
この道…
行先は もしかして？
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miel(プロフ) - 蜜柑さん» うわぁ〜告白されちゃった！?読んでくださってありがとうございました！ (2019年11月5日 9時) (
レス) id: 764ae2646a (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - もぅ、、、、好きです (2019年11月4日 18時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miel | 作成日時：2018年10月19日 16時
