Junction 7 (ページ9)

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迷惑な噂ページ9

「今日はほんとにごめんねA！！」

ダンスの帰り、オンニ達がどうしてもっていうから

3人で駅前のカフェにやってきた。

ホントに2人お似合いだって思ったのよー

彼の存在、忘れてたわー

絶対ミンハオはAが好きだと思ってた！

でもさ・・・

タイプじゃないって、何とも思ってないって言ったね！！

また私を置いてけぼりにして盛り上がるオンニたち

ミンハオが私のこと好きなわけないじゃない

ミンギュオッパのことも知ってるし・・・

私よりオッパとの方が仲いいくらいじゃなかった？

「ちょっと！聞いてる？」

不意にジャヨンちゃんに肩を叩かれる

『あ、ごめん・・・聞いてなかった！』

まぁ、いつものことか！なんて言いながら笑うジャヨンちゃん。

「ここだけの話だけどさ…」

女の子のここだけの話はここだけじゃないんだろうけど・・(笑)

「ダンススタジオの女の子でミンハオに告白した子がいるの！」

勇気ある子がいたもんだ～

で、その子が振られた理由が

「好きな子いるから」だったと…

中国にいるのかと聞いたら違うって

近くにいるのかと聞くとミンハオはどうかなって

答えをはぐらかしたらしい。

そのあと、私とカップルダンスの練習が始まったから

その子はすっかり私とミンハオが付き合ってると思ってて

ジャヨンちゃんに相談してて噂はみんなに広まっている…と

はぁ…迷惑な話

ミンハオ本人が

「タイプじゃない、何とも思ってない」って言ったことの方が

広まってほしい。まぁ、ジャヨンちゃんから広まるだろうけど(笑)

ダンスのパートナーそれだけだよ

それ以上もそれ以下もないの

ああ、後は元クラスメイト！

わかってるのに

ミンハオの言葉を聞いてから

すごく遠くへ突き放されたような

心細いようなさみしいような

気持ちになってる

今日はミンハオに心が振り回されてばかり…

「ちょっと、A！A？」

またジャヨンちゃんに肩を叩かれた

「大丈夫？ぼーーーっとして！」

「今日も午前中から合同レッスンして、こっちの練習だったんだでしょ？」

『うん』

「そっか疲れてるよね、解散しよう！」

そうだ、疲れてるんだ

だから…変な気分になるんだ

帰って寝よう！そうしよう。