ひとつの傘 ページ3
スタジオを後にしてミンハオと古本屋に寄ってたら
雨が降ってきた。
スニョン君の予報、当たった!
だいぶずれたけど(笑)
修理が終わったスマホを受け取るために
バス停まで行かなきゃいけなくて
先に帰ろうとしたら
ミンハオ持っていた折り畳み傘を
「持って行きなよ」って勧めてくれた。
『でもそれじゃミンハオが濡れちゃうよ?』
「じゃ、バス停まで送る!」
『え、一つの傘に入るの?はずかしいよ』
「バスに遅れるんじゃないの?ほら!!」
先に店の外に出たミンハオが私を呼ぶ
結局入れてもらってバス停まで一緒に歩いた。
バスに乗って20分、隣町のショップでスマホを受け取った
スマホはきれいに直っていた。
一番にかけたかった相手
ミンギュオッパにかけてみる。
今何してるかな?
明日からスペシャルステージのレッスンも入るし
またゆっくり会えなくなるかも。
ナミさんが言ってたように
ダンスにやきもちかもしれないから
ちゃんと話しておきたい。
TOPクラスで踊ることも
ミンハオと踊ることも。
それに…しばらく会えてなかったから会いたい。
パク君が言ってたことは気にならないと言えばうそになるけど
オッパから直接聞くまでは考えないことにしようと思った。
オッパのこと信じてるし、きっと今回も誤解だろうな。
パク君はずっとオッパにやきもち焼いてるんだと思う
オッパはパク君が思ってるような人じゃないんだよ
パク君もそろそろ分かってくれるといいのに…
長いコール…もう切ろうかな?って思ったら
「A?」
オッパが電話に出た!!
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miel(プロフ) - peachさん» コメントありがとうございます!続き・・・どうしましょう!? (2018年7月19日 12時) (レス) id: ae6334c97c (このIDを非表示/違反報告)
peach - すごく面白いです!!続きがとても気になります!!!! (2018年7月19日 2時) (レス) id: cde2ef57e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miel | 作成日時:2018年7月11日 21時