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お迎え ページ9

あっという間に住み込みの仕事が始まる日がやってきた。


「9時に迎えが来るみたいだから、準備しといてね」


社長に言われた通り

9時ぴったりにドアチャイムが鳴った。






ドアを開けると


「お迎えに参りました」


運転手さんが立っていた。



「お荷物を・・・」

『あ、これだけなので自分で!』


荷物って言ったってスーツケースひとつ



「いえ、私が」

結局運転手さんに負けて荷物を渡して


マンションの駐車場にでると立派な黒い車が止まっていた。





窓はスモークになっていて中は見えない

やっぱりヤバい仕事なんじゃないのぉ〜

心細さ200%だよー。




「どうぞ」


運転手さんにドアを開けてもらって

車に乗るなんて人生初体験!


座り心地のいい座席に静かに流れる音楽

不覚にもうとうとしてしまって




「着きました」


運転手さんの声で目が覚める(笑)







到着した場所は…



ドラマに出てくる財閥が住んでるみたいな大豪邸だった!!

依頼主は…→←急な依頼



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作者名:miel | 作成日時:2018年4月12日 12時

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