弟をよろしく ページ37
夜はミンギュの紹介を兼ねて、みんな揃って食事会。
ジョンハンは明るく受け入れて、ジスさんも優しく笑ってる。
「俺、弟欲しかったんだよね〜仲良くしような!」とジョンハン
食事の後もジョンハンとミンギュは一緒に過ごして
打ち解けてるみたいだった
ずっと前から知ってたみたいな仲の良さに安心する。
ただ、ジスさんはちょっと違うみたい
すぐに部屋に帰ってしまった。
やっぱりおばあ様がいなくなったら、氷の王子モード?
それとも人見知りなのかな?
この前、うちで会った時のミンギュの態度も悪かったしなぁ
ミンギュは私と違って期間限定じゃないから
仲良くなってもらえるといいんだけど…。
余計なことだとは思うけど、いちおう姉として
ミンギュのこと、ジスさんにお願いしておこうかな。
ノックして部屋に入ると窓際で外を向いたままのジスさん
振り向いてもくれないから、背中に話しかける。
『ジスさん、突然でびっくりなさったと思うんですけど
ミンギュのこと、よろしくお願いします』
「ああ…わかってる」
『あの日は態度が悪かったですけど、本当はいい子なんです』
「うん。用はそれだけ?」
『ミンギュは私と違って期間限定じゃないから、ジスさんとも
長い付き合いになるだろうと思って…よろしくお願いします』
「・・・」
返事も無しか 大丈夫かな…?
大丈夫だよね、大人なんだし。
『お邪魔しました』
そっと部屋を後にする。
つめたいなぁ・・・
気にしないようにしようと思うけど
あんな態度されたら、やっぱりへこんじゃう。
私の何が気に入らないか、言ってくれればいいのに。
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作者名:miel | 作成日時:2018年4月12日 12時