お客さんは・・・! ページ22
豪邸に戻ると、リビングにおばあ様の笑い声
お客さんが来てるみたい。
「あ、帰ってきたわ!Aちゃーん、こっち来て? お茶しましょ!」
おばあ様が手招きしてる
この家での救いはおばあ様が本当に素敵な方だってこと!
年を取ったら私もこんなおばあちゃんに…なんて考えてたら
「おっせーわ!どこ行ってたんだよ〜」
え、めっちゃ聞き覚えがある声と口調なんですけど?
こちらを向いてニヤッと笑ってるのは
『ジョンハン!!』
なんであんたがここに?
頭の中が(?)でいっぱいになる。
「ジョンハンと知り合いなの?」とジスさん…
『職場の同僚で… え?ジスさんもジョンハンと知り合い?』
「ジョンハンに聞けば?僕は疲れたから失礼するよ。」
氷の王子は自分の部屋の方へ帰ってく。
入れ替わるようにジョンハンがそばに来て肩に手を回してくる。
「ジスは相変わらずだな! ま、Aこっち座れよ!!」
『ちょっと、手!』
私は肩に回されたジョンハンの手をぺちっと叩いた。
「ね、おばあ様。Aってつれない女でしょ〜!」
『ちょっと、ジョンハン!おばあ様になれなれしいわね〜 』
おばあ様は楽しそうに笑って
「いいのよAちゃん、ジョンハンも私の孫ですもの…」
わ・た・し・の・ま・ご?
ジョンハンも孫?
『え〜〜〜!』
「A、うるさっ!」
爆笑してるジョンハンとおばあ様
おばあ様の笑い方、どこかで見たことあるな〜と思ってた。
そっくりだったんだ、ジョンハンと!!!
ああ、もう・・・
ミンギュのことやらジョンハンのことやら
ジスさんの謎の行動やら
今日は疲れたっ!
ソファに座りこむとお腹の虫が鳴いた
あ〜お昼から何も食べてなかった!
「お茶より食事にしたほうがよさそうね、すぐ用意させましょう」
「俺も腹減ったー!」
無邪気なジョンハンの声が部屋に響いた。
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作者名:miel | 作成日時:2018年4月12日 12時