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―――♪

カテーンの隙間からさす日差しと

アラームにしてる音楽が流れて目を覚ます。




んっ・・・体を伸ばしてスマホを止めようとすると

体が重くて動けない

原因は絡みつく大型犬(笑)

のような男!




『ちょっ ミンギュ離れて!動けないって!』




絡まる腕をほどいてベッドを抜け出してスマホを止める。




「ぁ〜 俺を置いて行かないでぇぇぇ〜」

うわぁ酒臭い!!




『なんであんたがここで寝てんのよ!酔っ払い〜』


「んふ〜〜〜」


毛布にくるまって幸せそうに笑うミンギュ・・・

可愛くすればいいと思ったら大間違いだから!可愛いけど(笑)




さっとシャワーして、朝ごはん作って…

髪を乾かしていると、のっそり現れる大型犬。



「もう行くの?」

『あ、起きた? ご飯作ってあるから!』

「ん・・・わかった」



『じゃあ、行ってくる! 時間あったら掃除しといて!』

「ん〜」


トーストをかじりながら返事してたはずなのに

玄関で靴を履いていたら後ろからハグしてくる。



私も背が低い方じゃないけど、20cm以上も大きい

ミンギュが相手だとすっぽり包み込まれてしまう…。



「行ってらっしゃい」


ぎゅーって私を抱きしめたままのミンギュ。



『これじゃ出かけられないでしょ!?』


やっと離してくれたけど、なんか今日は変ね。




『昨日、何かあったの?帰ったらゆっくり聞くから!行ってくるね〜』




ちょっとシュンっとしてたのに、すぐ笑顔になって


「今日は早く帰ってきてよ?」


なんて言うミンギュ…




え〜と

昨日は君の方が遅かったよね?

で、勝手に私の隣で寝てたよね?




『はいはい、じゃぁ行ってくる!』

「いってらっしゃ〜い」

コーヒー番長→



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作者名:miel | 作成日時:2018年4月12日 12時

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