Junction３ (ページ8)

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いちご牛乳ページ8

小さくため息をついていちご牛乳を一口飲んだ。

「ミンギュ先輩と付き合ってるのに、学校では話したりしないの？」

…耳元で声がした。

『え・・・』

びっくりしたー

なんで急にパク君？

昨日ミンギュ先輩にあんなこと言われたのに、よく隣にこられるね

心臓に毛が生えてんの？いい度胸だわ(笑)

立ったままでテーブルに肘をついて

私の顔の真横に顔を持ってくるパク君

「ほんとはどうなの？付き合ってるの？先輩と…」

ってまた耳元で言う・・・。

答えに困っていると…

「あ、ミンギュ先輩に睨まれてるわ！これ、ちょうだい？」って

私のいちご牛乳を取り上げてどこかへ行こうとする。

『ちょっと！まだ飲んでる！』

立ち上がった瞬間――――目の前が真っ暗になった…

遠くでユナが呼んでる…答えたいけど声が出ない。

真っ暗な世界で

気のせいかもしれないけど、ミンギュ先輩のにおいがした・・・