カップルタイム〜MG〜 ページ18
文化祭も1週間後に近づいたので、本気の練習が続く。
今日はユリちゃんとユナちゃんが晩御飯を届けてくれた。
俺は衣装をみんなに合わせてるところ
テーマが「スパイ映画」っていうから
黒と白でかっこいい感じにしてみようと思ってる。
「来たよ〜。はい、みんな晩ごはん！」
晩ごはんを届けに来たユリちゃんは当たり前のようにウジ君の隣。
その親友のユナちゃんはスニョン君の隣に座ってる
相変わらず仲いいな、このカップルたちは…。
ウジ・ユリ組はべたべたしないで空気で分かりあってる感じ・・・。
たまにユリちゃんがウジ君に話しかけて、ウジ君が短く返事して。
そっけないウジ君だけど、俺たちといる時とは漂うオーラが違う。
ユリちゃんのこと大切に思ってるってわかるんだ〜。
ユナ・スニョン組は周りに☆とかハートとかが飛んでるカップル(笑)
いつも二人で顔を見合わせて笑ってる…。ほんっと仲がいい。
いいな〜。って思いながら見てたら
「うらやましいの？」ってウォヌ君が聞いてくる。
「別に〜」
「嘘つけ！ 顔に書いてあるけどなー？ あいつらも色々あって
ここまで来たからな。 ま、ミンギュもがんばれ！」
「ウォヌ君はいないの？好きな子…」
「今はね。みんなのを見てる方が面白いし！」
「ふぅ〜ん。 あ、でも好きな子できたら教えて！俺応援するから！！」
「その前に自分のことな！(笑)」
「まぁね(笑)」
―――あれ、Aがいない…。どこ行ったんだろ？
Aを探しにレッスン室から出てみたら…
ロビーのソファでマネージャーユナちゃんと
ジュン君と3人でしゃべってた。
「ご飯食べた？」
『あ〜、食べました。』
…俺、ご飯が置いてあるコーナー見てたけど？
ほんとは食べてないよね？
「僕まだ〜。ユナちゃん、食べに行こう！」
ジュン君がユナちゃんを連れてレッスン室に行った。
ユナちゃんちょっとうれしそう…
ん？この2人、もしかして？
それともジュン君はAと二人になれるようにしてくれた？
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作者名：miel | 作成日時：2018年3月3日 22時
