ハムスターの知恵〜MG〜 ページ2
次の日のランチルームでもあいつはAの近くにいる。
凝りないやつ…。
昨日は図書館だったし、アクシデントがあったから声かけちゃったけど。
まだ見てるだけ…。
あ、髪少し切ったのかな?なんか違うな〜。
「おう。少年!今日も見てるだけ?」
「あ〜スニョン君! ダンス、次はいつ?」
「なんと!」
「なんと!?」
「今日で―――す!」
「おお〜っ。久しぶりじゃない?」
「まぁ、他のステージとかあるしね。今日は久しぶりにやるよ?」
「やった!!」
「じゃぁ、パンおごって?」
んも〜やられた!
でもまぁ、情報料ってことで!
リクエストされたパンを渡すと
「俺に聞かなくてもカトクを交換したらいいんじゃないの?」
「おっ!」
パンをもひもひ食べてるスニョン君が一瞬ハムスターに見えた(笑)
もひもひしながらニヤッと笑うスニョン君。
「何?まだ交換してなかったの!? あ、牛乳も飲みたい!」
え、牛乳も?ちゃっかりしてんな、スニョン君(笑)
「バナナ?いちご?」
「コーヒーで!!」
はいはい
こっちはアドバイス料ってことでね、おごりますよ!
そっかーカトクかぁ。今まで気づかなかったわ!
ハムスタースニョン君ありがとう。
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作者名:miel | 作成日時:2018年3月3日 22時