My Angel 8 (ページ6)

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天使の天使ページ6

Aのお腹はどんどん大きくなってく。

体を鍛えてたから、腹筋が強かったらしく

最初はあまり目立たなくて、雑誌の撮影でも

違和感がなかったんだけど・・・

さすがによくわかるようになってきてる。

知り合いにお腹が大きくなるの早くない？って言われても

俺は男だし、初めてのことだからよくわからん。

この前、たまたま休みだったから病院について行って聞いたら

Ｄｒに「双子ですからね～」って微笑まれた。

Aが妊娠しただけでもすごいなーと思うのに、双子？？

すごい奇跡じゃん！ってか、何で言わないんだよ～！

『サプライズにしようと思って・・・』

いや、一緒に喜びたいだろ？

相変わらず男心に鈍感だ。

「ベビたち、聞こえる？パパだよ…」ってお腹に声をかけてみる。

Aはくすぐったそうにするけど・・・早く会いたい。

――――――

夏の初めごろ。

俺たちのところに天使が2人やってきた。

男の子と女の子、一人づつ。

何もかもがちっちゃくて触るとこわれそう…。

出産には立ち会った。

一緒に経験したくて…。

俺だったら無理かも・・・すごくつらそうだった。

手を握ったり、腰をさすってやるくらいしかできなくて・・・

あんなに大変だったのに

『かわいい二人の顔を見たら、痛かったの忘れた！』って笑ってるA。

女は強い！尊敬しかないわ！

んで、俺を産んで育てた母さんにも感謝。

ふにゃふにゃのベビたち、ようこそ俺たちの世界に！！

これからお前たちに幸せがたくさんあるように

パパがんばるし、お前たちを守るから！

4人と1匹で楽しく暮らそうな！