好きになったきっかけ… ページ27
中学に入ったばかりのころ
４月の初めだったと思う。
いつものように向かいの家に行っているだろう妹を迎えに行ったら
スタジオからピアノの音が聞こえた。
誰？
今はレッスンの時間じゃないし…
こっそりのぞいたら
同じクラスのイ・ジフン君がピアノを弾いてた。
すごい上手〜
知らなかったー。
小学校も一緒だったけど
同じクラスになったことないし…
私たち姉妹もスニョンママにピアノ習っているけど
こんなに弾けない
特に私は下手だし。
初めて聞く曲だなー
まさか作曲してんの！？即興で？
マジ神！
音楽の神ってこういう感じなんだ、きっと。
いいね、このテンポ
踊りやすそう。
うんうん
ラップのせたら合いそうだし
スニョンが好きそう。
あ、曲が変わった！
こんどは歌ってる
優しい曲
優しい声
無愛想でちょっと怖いなーって
実は苦手だったのに
明日からは大丈夫かも。
他の子はこんなジフン君見たことないよね〜へへ。
あれ・・・・・？
心臓が今までに感じたことないことない速さで動いてる
なんか、すごい音が心臓から聞こえる・・・気がする。
静かに！静かにーーーーっ
気づかれちゃうよ。
自分の心臓に言い聞かせて…
そーっとレッスン室の扉を閉めて妹を呼びに行った。
次の日、学校に行くとジフン君が輝いて見えるようになった
キラキラしてて、まぶしくて。
そっち見れないよ。
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miel(プロフ) - kaitoucat00さん» うれしいコメントありがとうございます。初めて書いた作品だったので、そんな風に言っていただけてとてもうれしかったです。他にもウジ君が出てくる作品があるので、読んでいただけたらうれしいです！ (2018年4月8日 19時) (
レス) id: ae6334c97c (このIDを非表示/違反報告)
kaitoucat00(プロフ) - すごくおもしろかったです！ウジペンなので、、ありがとうございます！！ (2018年4月8日 16時) (レス) id: 62d6c01a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miel | 作成日時：2018年1月21日 5時
