オタクに恋する最強さん【五条悟】

9万円 ページ10

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禪院「取り敢えずAと五条はダメだ。

Aは恵と組め、それなら安心だ」



『あ、はい』



五条「なんで真希が決めるの？」



禪院「1つ前の話に戻ってみろタコ

クズとAを組ませる訳ないだろ」




ギャーギャー騒いでる。



一体先生は何歳児なのか？






伏黒「A、始めるぞ」


『あ、うん。お手柔らかに』



体術に関しては恵が一番安全(のはず)


2年生怖いもん、何回骨にヒビ入ったことか。





恵「お前いつから先生とあんなに仲良くなったんだ」



『先生の距離感おかしいのは元からじゃない？

普通に訓練してて、いつもより少しだけ近いなーとは思ってたけど』



恵「…ちょっとは用心しろよ」



「緩いんだよ、色々と」と毒を吐かれる。


そんなこと言われたって、そんな馬鹿な！としか言いようがない。


私にどうしろと言うんだ。




(…あ、だから"あの時"も先生に流されたのか)




突如頭をパチンッと叩かれた。

叩いた当人は紛れもなく恵である




『え？』



伏黒「考え事してんな

今の実戦だったら死んでたぞ」



確かに

今のは良くない、全く集中できていなかった。

邪念よ消え去れ




『気引き締めるわ、ぼけっとしててごめん』



伏黒「(少し意味違うが…まあいいか)」




五条「……」




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訓練が終わりそれぞれが解散する中、私は物思いに耽っていた。



(うーん、なんで今日は先生との距離が近かったんだろう)



疑問が疑問を呼ぶ

かと言ってこんな事本人に聞けないしなー…




あー三次元はマジで理解出来ないわ。




二次元だったら、手に取るように答えが出てくるのになぁ…‼



また乙女ゲームで勉強する？

いやでも三次元の答えが二次元で返ってくるとも思えないし…






恋愛というジャンルは、私にとって圧倒的に知識不足で経験不足


考え過ぎて気持ちちょっと頭痛くなってきた気もする。







五条「A？どうしたの？」



『あっ、先生…



誰もいなかったので思いに耽ってました』





五条「へぇ、ゲームをやってないAは新鮮だね」







あ、忘れてた…





そのぐらい先生の事考えてたと思うと、



またくすぐったい気持ちになる。






五条「ねえ、A









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付き合うのやめよっか」

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