オタクに恋する最強さん【五条悟】

27万円 ページ29

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こんな私のちっぽけな悩みでさえ、先生は付き合ってくれる。

ただのオタクがこんなに素敵な人に尽くしてもらっていいのかな。



だってこんなに贅沢して






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幸せ過ぎる。






『五条先生…っ


私の事好きになってくれて、ありがとう…！


大好きです…っ！』




いろんな気持ちが込み上げてきて、声が震える


視界も滲んできた。





五条「…こちらこそありがとうA」




もう外とかそんなの関係無く、お互いが求めるように唇が触れた。

もう生涯忘れる事が無いぐらい、夢のような一日を過ごした。







。。。







あの後先生の自宅に帰り、次の日も休みの為リビングでゆっくり過ごしている。



五条「慣れないヒールで疲れたでしょ」



『それはまあ…でも楽しかったです』



五条「うん、僕も。


それに、ちゃんと好きって言ってくれたからね」



「 ニヤける」なんて言いながら口元を隠してる。

心底嬉しそうにしてる先生を見ると、自然と私も嬉しくなる。

でも改めてそう言われると恥ずかしい。



『掘り返さないで下さい…


あ、でもなんで私がずっと悩んでる事知ってたんですか』



五条「クラスであんだけ盛り上がってれば…ね？」



『…私が出来ないの知ってて先生は色々覚えてくれたんですか』



五条「さあ？そこまでは聞こえなかったかな」




こんな高スペック彼氏ってどうなの。

3ヶ月分のトキメキを一日で使い果たした気分。




『先生がこんなに紳士だと思わなかった』



五条「おお、言うねー

でもそうだね、僕も一人の女の子に対して

こんなに尽くせる人間だとは思わなかったよ」



『いちいちときめかせる言葉で返してくるのやめて下さい』



五条「聞いてきた言葉に返しただけなのに」

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