オタクに恋する最強さん【五条悟】

19万円 ページ21

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『女磨きって言ってもなぁ…何すればいいのやら』



寮に戻ってきてから悶々と考えている。

1人で啖呵切ったのはいいが、手詰まりとは中々笑えない



釘崎「今日はよくも早く帰ったわね、今度埋め合わせしなさいよ」



『⁈びっ、くりした…』



背後から気配を消して現れた野薔薇。

今日の先生の出来事以降、やっぱり気になって1人抜けて来た。2人には悪い事した。



『うん、わかったよ』



釘崎「…先生のところ行った割には元気ないじゃない。喧嘩でもした？」



『あー…ちょっとね』



私が少しずつ先生との会話の内容を話すと、野薔薇もまた真剣に話を聞いてくれた。




釘崎「なるほどねー…

正直、アンタの気持ちも先生の気持ちも分からなくはないわ」



うん、私も先生の言ってることはよく理解できる。けど年上の人と付き合ったら、ね？
嫌でも背伸びをしたくなる。



釘崎「女磨きをするのは私も賛成ね



Aは見た目もっと気にしなさい。


年頃にも関わらず、寝癖は直さないし年相応の若さを感じない。おまけに私服はダサい



顔"だけ"いい先生に似合う女性とは…到底言えないわね」




うっ、そんなにズケズケと…
心が痛い…、でも否定はできない…



セットを全くしない髪
顔は全くいじらずスッピン
コンタクトは任務の時だけ
服は肌触り重視




『あれ、私女としてヤバい…？』



釘崎「だからどうやって先生を落としたか不思議で仕方ないわよ」




ど、どうしよう。何も考えてなかった

先生は何も言わないだけで、実はダサいとか思ってたりするのだろうか？




釘崎「仕方ないわね、しばらくは私が手取り足取り教えるわ。

自分でもできる様に覚えなさいよ？」



『なにその野薔薇の女子力

やっぱ何でモテないの？』



釘崎「私が聞きたいわよ！！」



あ、地雷踏んじゃった。

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