オタクに恋する最強さん【五条悟】

11万円 ページ12

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寮に戻った私は大混乱中




なにあれ…！


先生ってあんな優しい顔する人だったの⁈




分からないまま先生に迫られて


本気だと分かった今、このまま前みたいに流されるのもそれは失礼だと思うし






『なにかヒントッ…ヒントはないか⁈』



ゲームの棚を漁り乙女ゲームを床にぶちまけた。

どれを探しても手掛かりになりそうなソフトは持ち合わせていない。







(っていうか、私は先生の事どう思ってるんだろう)





まずそこが謎である。




恋愛って難しいっっ…！！




釘崎「部屋に入るわよー…って部屋汚っ」



床に散らばっているゲーム達を、足で退かしながら私の元へと寄って来た。


野薔薇さん、ぞんざいに扱うといつか痛い目みるよ




『どうしたの？』


釘崎「今夜真希さんとご飯食べに行く予定なんだけど、一緒にAも行くわよ」



『えぇ…私はいいよ』



釘崎「アンタねぇ…！」




昼間話した話の続きをしなさいって事でしょ？



先生に聞いたらいいのにさー…



いやあの人は無駄な事を言いかねない。








。。。







ん？待てよ

私よりは野薔薇の方が辛うじて恋愛脳だと踏んでいる。


これは恋愛がなんたるか聞ける機会では？









うーん…







『やっぱ行く』


釘崎「え、ああ…分かったわ

ほらチャッチャと準備して！」



野薔薇のオカン属性が日々増し増しな気がするんだけど私の勘違いかな。





『野薔薇、いつも誘ってくれてありがとう』


釘崎「！なによ急に…


数少ない友達ぐらい、大事にするのは普通でしょ？」




照れたように発する野薔薇はとても可愛らしい。




こんなこと言える人がなんでモテないんだろう







…三次元って不思議だ






☆…☆…☆

まだ更新して間もないですが、お気に入り登録していただいてありがとうございます。

五条視点も書こうか悩み中なんですが…

いかがでしょうか？

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