隠し事したら、お前に何か得でもあるの? - Lee Know side ページ10
・
LK「…出ない」
いつもはすぐ出る妹の電話が今日は出ない。…今日何かあるなんて言っていただろうか?妹に連絡がつかないときは大体近くにいるか何か知っているだろう幼馴染の弟に連絡を入れる。
HJ <ネ〜、ヨボセヨ〜?>
LK「ヒョンジナ、A今一緒にいる?」
HJ<いないー>
LK「どこにいるかわかる?」
HJ<ん?今日放課後デートって言ってたよ?ヒョン聞いてないの?>
LK「…………デート?」
初耳なんだが?
HJ<、、もしかして知らなかった…?>
LK「…聞いてない」
HJ<え!?これもしかして言っちゃやばいヤツじゃ…>
LK「…言っちゃいけないって…お前もしかして知ってたの?てか、相手誰、どこの奴…何年だよ」
HJ<え、いや、あの、ごめんヒョン!俺用事思い出したからそろそろ切…>
LK「ヒョンジナ」
電話の向こうから、スンミナとチャンビンの焦った声も少し聞こえる…はぁ、、、仲間外れってやつか?これは後で話聞かないと…相手次第じゃそいつもどうにか……
LK「ヒョンジナ、お前の知ってること、ヒョンに全部教えな?そしたら何もなかったことにするし、あいつにも何も言わないでおいてやるから。わかったら、早くその彼氏君のこと、良く教えてよ^^」
HJ<は、はい……>
HJ<えと、、あのね、相手は、ヒョンの大好きな、ジソンアだよ>
うん、我ながら、よく妹を育てたと思う。
まさか…ハニが相手だとは思わなかった。妹は昔からいい男と付き合っていた記憶も長く続いた記憶もないが……話を聞くと、もう付き合って2・3か月もたっている…。これは、すこし期待してもいいかもしれない。
…別に、妹の恋愛に興味がないわけでもないしね?
551人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:>< | 作成日時:2023年12月14日 23時