癒し担当黒くん (ページ9)

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黒side

しばらく、待っていると樹がやってきた。

何故か気まずすぎて、黙る

「北斗、俺ん家行こ」

「い、行きます。」

なぜ敬語！
と自分にツッコミを入れる

樹がさっさと準備を始め、楽屋を出たので
俺も慌てて、樹を追いかける

あぁやっぱり、怒ってる
涙が出そうになるのを我慢

樹が、マネージャーの車に乗る
俺も続いて、車に乗る

「マネージャー、北斗も俺ん家で」

樹が、マネージャーに言うのを久しぶりだな。と感じる

前までは、こんなこともよくあったけど
最近は、全くなかった。

樹の家につき、黙って部屋まで向かう

リビングに着いたとき、やっと樹が言葉を発した。

「北斗、俺の事嫌いなの？」

「は？」

いきなりのことで、情けない言葉が出る

「だってそうじゃん。スキンシップ抑えてとか言うし、触ったら拒否するし」

おぉ、樹
自分のことしか見えてないね。

樹の頬っぺを手で挟む

「樹！落ち着いて、1回冷静になろう」

樹は、こくりと頷いた。

「俺、樹のこと好きだよ！だから言ったでしょ、これからも樹と一緒にSixTONESやりたいならスキンシップ抑えてって言ったんだよ。覚えてる？」

樹は、また頷いた。
なんだ覚えてるじゃん