癒し担当黒くん (ページ23)

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黒side

「寂しかった。」

「皆と会えないし、仕事忙しいし」

「皆と会えないせいで、精神面も体も元気出なくて」

「どんどん体調悪くなるし、」

「皆いないから弱音吐けないし」

「楽しくない」

「皆と早く会いたかった」

ボロボロと涙が出てくる

言葉は、ボロボロ出てきて

それは文にはなりきれていなくて、
ハチャメチャな文になっていたと思う

まだまだ言いたいことがあるけど、涙のせいで上手くいえなかった。

俺が言った後に急激に静かになって、俺のすすり泣く声だけが部屋に響く

やっぱり気持ち悪かったか…

「なにそれ、ほくちゃん可愛すぎない？！」

「えっ、まじ可愛いどうしよ可愛すぎた。北斗をどうしよ」

「おい樹、北斗に手を出すなよ。」

「高地兄ぶんな」

なんか思ってもなかった言葉にへ？となる

「良かった。可愛すぎる北斗でもしいじめられてるなら、そいつを潰すところだった。」

「ね。北斗がいじめられてなくてよかった。」

京本と慎太郎の物騒な言葉においおいと起き上がる

「ちょ、北斗寝てろよ」

それを見た高地がすかさず、俺に言ってきた

「寝れないよ。こんな状況で」

「こんな状況って？」

マジで分からないように、慎太郎が首を傾げる

「それは」

俺が可愛いとかいうからと、
ごにょごにょ小さく言う

「だってな、こんな北斗の可愛いデレを久しぶりに見たんだぞ」

「そそ、ほくちゃんの可愛いデレなんていつぶりだよ」

俺の言葉は、しっかり聞こえていたようで
樹とジェシーが言う

「デレてないし」

「いや今日は、甘えん坊北斗だな」

否定しても多分無駄