検索窓
今日:13 hit、昨日:15 hit、合計:98,564 hit

. ページ19

黒side


「…樹」


「どうした?」


俺の背中に張り付きながら、応える樹


「なんか今日、お前変じゃない?」


「なんで?」


「いつもより可愛いとか好きとか言うし、なんか甘々」


行動もだけど言葉も


「おお気づきましたか、北斗さん」


「うん、どうしたの?」


甘えたい気分なの?って言葉は樹の次の言葉で消えた。


「今日は、北斗を甘えてやろうかと」


「えっ、なんで?今日は樹の誕生日じゃん」


「そうだけど、今日から三日間は俺が年上じゃん?」


三日間だけの年上になった樹は、俺を甘やかしたかったようだ。


「んへ、あははは」


あまりにもおかしくて笑っちゃう


「んだよ、いきなり気持ち悪いな」


「だって樹甘えてやろって言う割には、樹が甘えん坊だったよ」


「え、マジ?」


「超まじ、樹誕生日だから甘えたいのかと思ったもん」


俺の頭に顔を埋め、はぁ〜とため息を着く


「ため息あつ!」


「ちょっとお兄ちゃんやってよろうと思ったんだよ。」


お兄ちゃんって、


「ふふ、じゃあお兄ちゃんギュッてして」


後ろを振り返り、手を広げる


「お兄ちゃんになりたいって言ったけど、お兄ちゃんって言わないで彼氏でしょ」


ギュッて抱きつくと、感じる樹の暖かさ


そんな甘々な樹の誕生日

寂しい (×全員)→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
639人がお気に入り
設定タグ:hkt , 六音 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みずな | 作成日時:2022年5月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。