. ページ16
赤side
いつもより早く起きてしまって、だけどもう一度寝ようと思わず
スマホを見ていた。
北斗いつ終わんのかなとGPS見たら、なんか家の前にいる
なにやってんだ?あの子
疑問が生まれてしまったけど、仕事が終わったあと急いできてくれたかと思うと愛おしくてたまらなくなった。
何も考えず、ドアを開けると彼とぶつかってしまった。
彼の顔を見ると好きが溢れてくる
朝からいいものを見た。
ちょっと冷たくなってる彼を家に入れる
どんだけ外いたんだよ。不安になるわ
俺の家に来てくれた彼は、俺の誕生日を祝いながら綺麗な笑顔をして笑った。
「も〜ほくちゃん、可愛すぎ」
可愛くて可愛くて、強く抱きしめる
「あはは、ジェシー痛いよ」
やっぱり文字で祝われるのも嬉しいけど、直接祝われるのは倍嬉しい
寂しくて見てた写真の彼より、直接見た彼の方が可愛い
「ほくちゃん、今日俺の誕生日なんだから好きにさせて」
「ん!いいよ」
彼を連れて、寝室へ行く
「ちょ、待ってジェシー!俺汚い!今はやだ」
「大丈夫、ほくちゃんいつも綺麗だから」
何故か慌ててる彼をベットに横にする
「ジェ、ジェス!」
赤い顔で慌ててる彼を見て、やっと彼が想像していることが分かった。
「AHAH、ほくちゃん疲れてるでしょ今はやらないよ。明日に取っておく、今日は一緒に寝よ」
俺も彼の隣に横になる
「もう、紛らわしいな!」
先程からの自分の行動を思い直すと、確かに俺が悪い
顔を真っ赤にしながら、俺の胸に顔を埋める
彼が可愛い
先程までは、二度寝なんか出来なさそうだったのに彼を抱きしめながら寝ようとすると
いい匂いと湯たんぽみたいな暖かさで、だんだん眠くなってくる
「ふふ、ジェスおやすみ」
寝る寸前聞こえたのは、そんな北斗の優しい声
おまけ
「ジェシープレゼント渡すの忘れてた!」
「プレゼントまであるの?!俺の彼女まじ天才」
639人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずな | 作成日時:2022年5月7日 18時