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高地side

戻ってきた先生は、一枚の地図を持っていた

「俺は、これからやることが出来て大変だからお前らに松村の荷物を届けて欲しい」

荷物と地図を渡される
地図には1つの場所に丸があって松村の家と書いてあった

「先生」

「なにがあったのかは、教室を見てなんとなく分かる俺はこいつらを叱る義務があり校長に報告し見て見ぬふりをした担任を見つかると言う仕事がある、松村のこと頼めるか」

「はい!」

樹が返事をすると校門へと走った。俺らも遅れをとらずについていく

慎太郎が貰った地図を広げる

「ここならすぐだ。樹そこまっすぐ俺が案内するから」

平日の真昼間に走る学生五人だったから警察に補導されてもおかしくなかったかもしれない

「ここだよ!」

北斗の家に着く頃にはみんな息がきれていて、ゼーゼー言ってた、一番後ろを走ってた大我なんて死にそう

少し息を整えてからジェシーがチャイムを鳴らす

ピーンポーン

チャイムを鳴らしても誰かが出てくる様子はない
もしかして帰ってきてない?

ピピピピーンポーンピーンポーンピーンポーン

ジェシーが待っていられないのかチャイムを鳴らしまくる

少しだけど中からガタって音が聞こえた

「中にいるの北斗の親だったらどうするの?」

慎太郎が心配そうにジェシーを見る

「大丈夫、北斗の親いつも夜中まで仕事って前北斗が言ってた」

樹が北斗へラインを送りながら慎太郎の質問を答えた

すこし待っても来ない北斗、物音は風なのでは?と疑問も生まれた。

それでも諦めきれず、待ち続けるた
しぶしぶといった感じでちょびっと北斗が顔を覗かせた

「なに?」

不機嫌全開って感じ

「北斗と話したいことあるんだけど」

「俺はない」

ガチャっと閉められそうになるのを慎太郎が止める

「お願い北斗、ちょっとだけ!」

真剣な俺たちの顔を見たのかため息をつく

「ここだと出来ないでしょ、入って」

仕方なくといった感じで入れてくれた。

「座って」

座らされてお茶を出される礼儀正しいな

「北斗、ごめん!」

樹が土下座する勢いで謝った

「あんな事になってるって気が付かなくて本当にごめん」

続けて言った慎太郎の言葉のあんな事と言うことにすぐ気がついた北斗は、一瞬動揺を見せた。

「いや、俺が黙ってたのが悪いんだしあんた達にはただ八つ当たりしちゃって悪かったって思ってる…ごめん」

気まずそうに北斗が俯いた

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ao_314(プロフ) - この後の学校での姿的なのを読みたいです(リクエスト) (2021年12月19日 20時) (レス) @page42 id: 646af75665 (このIDを非表示/違反報告)
名無し48633号(プロフ) - 楽しみに待っています! (2021年9月27日 12時) (レス) id: 06c2284595 (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - なすさん» ありがとうございます。今度からつけていこうと思います (2021年8月29日 19時) (レス) id: ac2e0eaf83 (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - 句読点が少なくて読みにくいです。 (2021年8月29日 16時) (レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 大丈夫ですよ。人それぞれ事情はあると思うので、無理せず、ゆっくり更新してください。 (2021年8月18日 16時) (レス) id: 11d0091354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずな | 作成日時:2021年8月4日 7時

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