第2話 ページ3
馬車に乗って出かける坊ちゃん方を見送り、そのまま他のメイド達に伝達。
私は仮にもメイド長補佐。
伝達くらいしておかないと、後々大変なので。
……"補佐"というところが、少し微妙ですがね。
『今から、坊ちゃんの護衛に行かせていただきます。』
メイド長に告げると、快く送り出してくれた。
それにしても、人が多いです。
あ、当たり前でした。
今はちょうどお昼時ですね。
……目立たぬように行きましょう。
、
、
、
、
『……ふう。』
誰にも見つからずに行けましたね。
一回だけ速く走り過ぎて、坊ちゃん方が乗っている馬車を追い越してしまいました。
いやぁ、あれは焦った。
そんな訳で、今は我々国の門の前です。
少し前には追いかけていた馬車。
少し骨が折れますが、気配消して入りますか…。
、
、
、
あれ、なんだ、意外と警備薄いんですね。
話によると、すごく硬い警備のハズなんですが……。
…私がおかしいのでしょうか。
ハッ、いけないいけない。
坊ちゃんを見失うところでした。
ふと目の横に映るナイフを持った男は………。
ちらり、と銀色が光る。
………
これは、警戒の必要がありそうですね…。
、
、
、
、
話し合いが始まりました。
話し合いの中心にいるのは…確か、
グルッペン様
オスマン様
それと、我が国の坊ちゃん達。
あ、私はどこにいるか？
A.ダクトの中
ですね。
どうしてか、ここの方が見守りやすいんです。
sg「……というわけです。
どうですか？
貴方達に不利益はないハズです。」
死神坊ちゃん、頑張って下さい！
gr「……ふむ、そうだな…。
どう思う、オスマン。」
os「いいめう。
我々にもいい条件やで、グルさん。」
…こ、これは……
いい結果なのでしょうか。←
先程申し上げた通り、私は政治関係はダメなんです。
tr「っほ、本当ですか！」
トラゾー坊ちゃん、喜んでいらっしゃる。
ということは、きっと良かったのでしょうね。
バタン！！！！
kn「っおわ、何者や！！？」
混乱の中、黒いフードを被った人物が部屋に駆け込んでくる。
叫ぶコネシマ？様。
そんな中、ぺいんと坊ちゃん目掛けて、そいつが走っていくのが見えた。
すると、部屋に響くひと声。
pi「助けてええ、A！！！」
『……かしこまりました。』
私はダクトを飛び出す。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1022人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウパーくん - 初コメ失礼します🙇 本当にメイドちゃんがgrさん達に貰ったプレゼントを身に付けてるのマジ好きすぎる‼️ (2022年7月31日 1時) (
レス) @page43 id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - わーい＼(^o^)／さん» サラッサラです！((コメントに気付いてなかったなんて言えない() (2021年9月20日 7時) (レス) id: 87eae225ed (このIDを非表示/違反報告)
わーい＼(^o^)／ - 神通り越して、髪ですね！(ごめんなさい完結してないと思ってたなんて言えない) (2021年8月1日 22時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - おつ2@通りすがりの饅頭さん» こっ、こここコメントありがとうございます！！迷子については触れないでおきますね！() (2021年2月25日 15時) (レス) id: 28f94f75c2 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2@通りすがりの饅頭 - しばらく迷子になってたら完結してただと…！？完結おめでとうございます！ (2021年2月25日 8時) (レス) id: e7282832ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すなめり | 作成日時：2020年8月11日 20時
