霞柱の師範は。【鬼滅の刃】

20話 仮眠 ページ21

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あれから、


鬼を倒して、屋敷に戻った。






「今日、緊急ノ柱合会議ガアル！ニ時間後ニ、本部ヘ向カエ！！今ノウチ二仮眠ヲ取レ！」






鎹鴉がそう耳元でさけんでくる。






「う、うるさ…」




「ハヤク！！寝ロ！！！！」




「あさぎがうるさくて寝れないんだよ！！！」






私の鎹鴉のあさぎはとてもうるさい。



でも人懐っこくてかわいいです




「眠レ！眠レー！！カァ！！」




「あーもー！！」



布団を頭の上まで被って目を閉じた。




.



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「雛……雛」





懐かしい声で名前を呼ばれた。





目の前には、ずっと会いたかった人。





「兄さん…！！！」





「雛はえらいなあ、よく頑張ってる」




優しい微笑みで兄さんが私の頭を撫でた。




「…」





「なあ、雛、あいつは悪いやつじゃないんだ。


俺のせいでああなった。



俺が、約束を破ってしまったんだ。」




「あいつ？あいつって誰？」




兄さんはそれ以降黙って微笑んでいた。




何で死んじゃったの。



何で…





.



.




.




「カァァ！！！！仮眠終ワリ！！！！！！早ク柱合会議ニ向カエ！」






もうそんなに時間が経ったのか。







全然、全く寝足りないけど行かなきゃ…！





急いで髪や服装を整えて、屋敷の前で待っている隠の人のところへ向かった。






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