緑色の初恋【hrak】【緑谷出久】 (ページ6)

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６，勘違いページ6

私の視線を追いかけて芦戸ちゃんが後ろを振り返る。するとハッとした顔をして私の肩を掴み

　「分かった！爆豪だ！緑谷にその事を相談してたんだねっ！幼馴染だもんね！」

　と我ながら名推理！とドヤ顔で言われたら流石に私も勢いに負けてしまい、曖昧な態度をとってしまった。

彼女達はそれを確信と受け取ったようだ。すると一気にその場の空気がわっと盛り上がり、その空気が離れている派閥にまで伝わったようだ。
なんだなんだと切島くんがこちらを見つめている。

　「うちら、応援してるからね！！」

　「頑張って！何かあったら相談乗るから！」

　変な方向に話が進んでしまったが、もう取り返しがつかない所まで来てしまっていた。

まぁ、出久くんが好きなことはバレなかったから良しとしよう。爆豪くんのことは…実技訓練の時に強く言われて萎えたとか適当なことを言って誤魔化してしまえばいい。