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エピソード165 先生のおかげ ページ28

Aside

ごめんね死柄木さん…

きっと私が貴方の元を離れるのは

嫌だったよね…?

私の好きな赤い瞳が…

たしかにそう言ってたよ。

だけど私はヒーローだから、

死柄木さんを救えなかったように、

また他の誰かを救えないなんて嫌なんだ。

だから私はみんなを救う。

避難活動は別のヒーロー達がやってくれてる…

今足りないのは、脳無に対処するパワー。

そしてこの街のどこかにステインがいる。



昨夜、ステインに会ってから色々と調べさせてもらった。

今までステインにやられたヒーローのリストには、

インゲニウム…飯田君のお兄さんの名前もあった。

飯田君のあの目…危ない気がする。

ステインを見つけなきゃ何も始まらない!

ステインは、路地裏での犯行が多い。

細かく入り組んだ路地を、隈なく探すと…。

『…!』

広範囲な炎と氷…緑色の稲妻のような光…

ステインと戦う、出久と轟君…

そして、横たわる飯田君とネイティヴがいた。

出久はグラントリノの事務所のはずなのに…

なんでここにいるの!?

轟「誰だお前、ここは危険だ早く逃げろ!」

ああそっか…お面、したままだったね。

『ヒーローが…誰かのピンチを見逃すと思う?』

轟君の頰の傷をそっと撫でて、治す。

『こんな綺麗な顔に傷を付ける敵は…

生かして置けないね。』

そのまま傷口のあったとこから

指先で彼の頰の輪郭をなぞり、

顎クイ的なことをする。

そこでばっちり、エメラルドと黒曜石が

私の海色を捕まえる。

やば、バレるかも!

私は飯田君とネイティブに触れて

歩けるぐらいにはしておいた。

前方で戦う出久の隣に立った。

緑谷「貴方が誰かわからないけど…

ありがとうございます…!」

出久に敬語を使われるのは、なんか気持ち悪いな。

まあ正体がバレてない証拠だけど…。

『君は擦り傷…』

小さな傷なら、

触れなくても治せることが出来るようになった。

これも…先生のマシンのおかげ。

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作者名:胡桃 | 作成日時:2019年1月23日 16時

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